派遣マニア

いろんな業界で事務系派遣として働いた思い出・愚痴など

外資系企業の人事部で働いた思い出

外資系企業の人事部で働いたことあるんだけど、色々面白かった。


・人の入れ替わりが、日系企業に比べて早い。自分が働いていた会社では、営業の人が多かったけど、1~3年で次へ行く人が多かった。
期間だけでいうと、派遣社員みたいね 💕


・家族の写真を入れたケースをデスクに置いてる人率、高し。(日本の会社では、そういうの見た記憶がない。家族が大事なのを全面的に押し出す、外国風なカルチャー?)


会社の代表電話は、人事部兼総務部にかかってくるようになっていたので、おのずと、ビジネスのつながりのない一見さんからの、ようわからん電話の対応をすることがデイリー業務だった。
電話のディスプレイが非通知だと国番号もわからず、相手が何じんなのか、どの国からかけてきてるかわからないことも多々あった。かけてる本人は「アメリカから電話しております。」というが、日本時間の日中にかかってきているということは、アメリカは夜中。
米企業が、アジアのどこか、英語得意なフィリピンあたりに、アポ業務を委託してかけているのかな?と思うこともあった。


あるある電話対応1:
ビジネスパートナーのふりをして電話してくる新規人材会社


「あなたの会社の、外国人エグゼクティブのなんとかという人と〇〇の用で先日話したんだけど、名刺を失くしてしまって。連絡先をいただけないかしら?」みたいな内容で、謎の外国人からの電話。
知り合いのフリして、なんとかコンタクト先を聞き出そうとするのは良くあった。


うっかり教えてしまったら、今より高給での再就職先オファーの嵐に遭ってしまうのか、なんなのか、良く知らないが・・



あるある電話対応2:
辞めた社員が面接受けた会社の身元調査


外資系では、リファレンスやバックグラウンド調査と称して、前職の社員に、面接者の勤務状況や実績をヒアリングする。という、うっとおしい習慣がある。


自分が働いていたところも、そういった電話がかかってくることがあった。
その際は派遣の私でなく、社員が対応するのだが、次の職場でその人が活躍できるよう、いつも前向きな回答をされていた。
たとえば、「なぜ、短期間で辞めてしまってるんですか?」との質問には、相手が納得するような説明をして、マイナス評価にならないよう答えていた。彼の暖かさに、ほろりとしてしまう。きっとリファレンスチェックは合格だろう。


外資は自分にすごく向いてた。
このブログの、別記事で書いた丸の内企業みたいに、「みんなでお昼ご飯一緒」もなけりゃ、面倒な飲み会もない。


仕事するだけで良い。


また外資で働きたい!